家族同然だったペットたちとの別れは非常に辛いものです。
飼い主には、最期だからこそ感謝の気持ちを込めてお別れをする役目があります。
安らかに眠れるよう、ご臨終後は安らかな姿で安置してあげましょう。
火葬する前にペットとの思い出を心に刻む時間が必要です。
人間のようにペットには、お通夜というものは特はありませんが、
気持ちの整理をつけるためにも、充分にお別れをしてあげてください。
当社で用意する、お通夜・葬儀セット以外でもご自宅にある物で充分に用意できます。
(箱・ダンボール・写真立て・ローソク・お線香・お花など)
■ペットの安置方法
犬や猫の死後硬直は、手足から腹部、頭部といった順序で早く広がっていきます。臨終後、そのまま放置しておくと、前・後肢がつっぱった状態で硬直してしまいます。ペットが亡くなられたら、前・後肢を胸の方へくるまるように、やさしく折り曲げてあげてください。
そして毛並みを整え、まぶたや口を閉じ尻尾を整えておきましょう。体液が滲み出す可能性がありますので、全身をやさしく拭き取ります。
夏など暑い季節は、遺体の傷みが早いので、保冷剤をタオルにくるんで腹のあたりにあたるように一緒に入れてください。
※夏場や2~3日後をご希望の場合は、頭とお腹を保冷材などを使ってご安置して下さい。